2016年5月31日火曜日

ざっくりテイスティングレポート




うんち



こっちもよろ!



ソースは俺!

神の舌と、悪魔の鼻を持つ俺!

現在、制作途中。追って詳しい情報も追加していきます
レイアウト崩れてるけど、あとで直す!






BEEFEATER
ビーフィーター

王道。これぞロンドン・ドライ・ジン。
40度だとすこしスカスカな印象だけれど、47度は普通に美味しい。
毎日飲んでも飽きない。焼酎でいえば黒霧的なポジション。
「ビーフィーターにはじまり、ビーフィーターに終わる」
これより美味しいジンは数多くあるけども、これより良いジンはない。と思ってる



GOADON’S
ゴードン

1000円前後のジンの中ではこれが一番ヘビーな部類で、ジュニパーの味もしっかり。
やや荒さは感じらるが、しっかりとしているので上手い。こちらも47度のほうがおすすめ。
カクテル、とくにロングドリンクのカクテルにおいて、ジンの味をしっかりさせたい場合はこれ。
普段飲みにもいいと思うけど、個人的な意見だと普段飲みには重すぎる。



TANQUARAY
タンカレー

非常にすっきりと上品にまとまった味で、ジンのなかではかなり飲みやすい部類。
コスパもかなり良いかと。ジュニパーの香り、柑橘の酸味、苦み、すべて絶妙なバランスでまとまっている。その半面、完成されすぎていて面白みが無い、と言われても納得。
優等生。




PLYMOUTH
プリマス

詳しくはこちら




BOMBAY SAPPHIRE
ボンベイ サファイア

ジン界の異端児。味が全然違う。ほんのちょびっと高いけど買える値段!
ざっくりとは説明出来ん。
いつか、詳しく書きます




BOMBAY DRY
ボンベイ ドライ

ボンベイサファイアはジンの中でもかなり異質な部類にあるが、反面ボンベイ・無印はかなり無個性。自分が飲んだジンの中で最も無個性。いや、勿論まずくはないよ。しかし特筆すべき点は何もないんだ、ごめん。
あ、強いて言うならば料理とかに使えそう!




ABSOLWENT
アブソルヴェント ジン
強烈な個性をもつジン。口に含んで一瞬ですぐにわかる、「あっ…」という感じ。
上手くは形容できないが、草っぽい。ハーブとか、そんな横文字じゃなくて「草」。
しかし決してまずいわけではない。少々荒々しさは有るものの、破綻はしていない。
ウォッカのズブロッカとか、薬草系のリキュールが好きな人は案外いけるかも。
値段はビーフィーターよりもさらに安価だが、案外とコスパは悪くないと思う。
懸念するは、その安さ故にジンを飲んだことが無い人が店頭で見て最初の一本に選んでしまう可能性があること。この味をジンの味と思われたら困る。
飲んだことが無い人は、是非試してみてほしい。安いし。そして家の棚で一向に減らずオブジェ化してほしい。アブソルヴェントの瓶を横目に見ながら、ジンを飲む。そんなチャーチルスタイルよろしくなマティーニは如何でしょうか


BEEFEATER 24
ビーフィーター 24

ボンベイサファイアイーストと味が似てる。
香ばしいお茶の香り。瓶がかっこいいよ


BEEFEATER BURROUGH’S RESERVE
ビーフィーター バローズリザーブ

43° 700ml
ヴェルモット樽での熟成。ものすごくフルーティー。甘い余韻が気持ちいい。
しかし、ビーフィーターにベルモット(リレ・ブラン)を多少加えると、この味になるんじゃないかなぁという野暮な予想をしてみる。



TANQUARAY No.10
タンカレー No.10

基本的にタンカレーと同じ傾向の味。
よりクリアさ、シャープさがましているが、ジュニパーの香りもしっかりある。
ジンを飲んだことが無い人がうちに来たら、まずこれを出す。
シンプルでセンスのいい瓶も素敵…って思ってたら瓶がリニューアルしてけばけばしくなってしまったのが残念。


TANQUARAY RANGPUR
タンカレー ラングプール

ラングプールとはライムの一種。
味もそのライムの香りが支配的で、目隠しで飲んでもすぐにこのジンだって分かりそう
わずかに甘みもあってすごい美味しいんだけど、飲んだ時にすぐに頭に浮かんだのは「ライムしぼるのが面倒な時にイイね!」という感想…



BOMBAY SAPPHIRE EAST
ボンベイ サファイア イースト

ボンベイサファイアとは、けっこう印象が違う。
東洋のボタニカルを使用。やや緑茶の味が支配的で、複雑なサファイアとは違って、どちらかと言えば明快。瓶がまた美しいんだなぁ…




BBR No.3
BBR No.3

飲んですぐにハッとさせられる香りの強さ。非常に華やかではあるが、ボンサファのようにすぐに壊れてしまいそうな繊細な雰囲気ではなくて、しっかり、骨太な味。
華やかで強靭、明快でいて複雑、相反するふたつの要素を兼ね備えた芸術品。
僕がおもわず詩人になってしまうほどに美味しい。





BBR GOODORDINARY GIN
BBR グッドオリジナリージン

No.3が大好きなんで、おなじBBR社から新しく発売されたこちらも買ってみた。
最近は珍しい2000円強の中価格帯の一本。
期待値MAXで飲んでみるとやや期待外れ。なんというか普通なんだよなぁ。味は濃いんだけれども中庸。
しかし水を一滴加水してやると、印象が変わる。
フローラルなフレイバーがして、なかなかいいじゃないか!



VICTRIANBAT
ビクトリアンバット

ダブルジュニパーということで、重め。そしてジュニパーの甘みがしっかりと下に乗る。なんともふとましい。すっきり、キレ、シャープさを犠牲にして、このまろかかさ。すごくおいしくて、すごいスピードで無くなっちゃうからもう買ってない。
しかし、無いなら無いでも案外困らない不思議。なんというか都合のよいジンだね。
これで作るジントニックは上手い。カナダドライのトニックで作ると甘めのジントニックが出来て、美味しい。



OLD RAJ
オールド ラジェ

55% 700ml
最初に飲んだ時には、鼻に抜ける特有の香り。
ものすごく悪い例えでごめんだけど、ポリエチレンが解けるときのような科学的な匂い、これがどうも苦手。(アンジェリカの根の香りだろうか…)
しばらく敬遠してたけど、ずっと棚に居座られても困るし…と思って、数年ぶりに飲んでみたら上手いやん!
自分の味覚が変わったのだろうか、以前の例の香りを「スパイシー」と感じるように。
55度と強めなので、味はしっかりしてしているが、軽快なテイスト。



ZUIDAM OUDE GENEVER SINGLE BARREL 5YO
ズィダム シングルバレル5y

おいしいんだけど、これはもうウイスキーじゃん、て思っちゃう。
ウイスキーに近いジン、というよりかはジンに近いウイスキー…は言い過ぎだろうか。
まぁ美味しいよ。話のネタにどうぞ。



MONKEY 47
モンキー47

最初にこれを飲んだ時、ビビった。
アロマはそこまで強くないのだが、口に含んだ時にアタック感。
すごい勢いでボタニカルのフレイヴァが駆け抜ける。
47種類のボタニカルを使っているというだけあって、複雑さはもちろんあるが、どちらかというと芯のしっかり通った味。何か特有のボタニカルが主張しているというわけではなくて、全体が一本にまとまったような…うーん、うまく形容の出来ない香り。
その強さが印象的で、これを飲んだ後に他のジンを飲むとほとんどすべて物足りなく感じてしまうという罠。あ、アブソルヴェントは別ね。


SHIPSMITH V.J.O.P. No.2
シップスミス vjop no.2
気をてらわずに、とことん美味しいジンを作ろうとしました、という気概が感じられる。
個人的にはバランス型の極致という印象。
甘さ、酸味、苦み、辛み、おおよそ全ての要素が型を並べてきちんと正座しているようなイメージ。
何もとがったところは無いけれど、究極のバランスに達することで無個性という枠からは外れる。



SHIPSMITH BLACK
シップスミス ブラック

基本的にシップスミス v.j.o.pと同じ傾向。ただ度数が増したことで、味も強くなり、v.j.o.pになかった刺激、魅惑的なイメージもプラスされる。
これは究極のジンだと思う。
高くても納得。




ニューアムステルダム ジン


ADNAMS FIRSTRATE
ファーストレイト アドナムスジン
フローラルという言葉を聞くと真っ先に思いつくジンかも。
ボタニカルにハイビスカスが使われているのも特徴的。バラの花に似たやや甘いフレイヴァ―、爽やかでスパイシーだけど、味も濃くてしっかりとしている。


BOODLES
ブードルズ

どっしり系の王道。ジュニパー強めで、シトラス系の酸味はほとんどない。
ゴードンにあるとげとげしさを柔らかくしたような感じで、適度な重厚感がいい。
実直な味だねぇ




ISFJORD
アイスフィヨルド

個性的なジン。“これはドライ・ジンではありません。
あなたがこれまでに見つけることが出来る中で最もスムースなジンでしょう。
全く新しいスムースなジンの世界へようこそ”…らしいです
その文句に違わず、たしかに他とまったく違う味わい。
名前もそうだし、水にも気を使っているらしいから、クリアですっきり、シャープな味かな、と思ってみたら全然違う。
なんというか、まろやかで、なめらか。超超軟水のような舌触り。しかし味はしっかりとジュニパーの味とボタニカルの複雑さ。今まで飲んだことのないタイプのジンだけれど、すごく”ジンらしい”と思ってしまう。
たしかにドライではない。かなりウェットな印象。長く残る余韻もすごく良い。



NO.209
No.209

王道系で、やや重め、しっかりと味の濃いジン。
主となるフレイバー、味がほんの僅かに個性的で、他との差別化が出来ている印象。
この味が説明しづらく、何かに似ているというわけでもないし、別にそこまで際立ってもいるわけでもないが、間違い無くこのジンの個性。
ここらへんがボタニカルの配分による妙なんだろうなぁ、と思う。
割と誰にでもお勧めできる


UNGAVA
アンガヴア
甘い。口に含んですぐにわかる蜂蜜のような甘さ、そしてカラメルがもつほんのわずかな辛み。
もちろん砂糖のような甘さではなくて、穀物の甘さのような自然な甘さ。不必要に重たくならず、口残りも良い。すぐに広がる甘みが去った後にしっかりとジュニパーとボタニカルの風味。そしてそれが消える頃に、まろやかな余韻とカラメルの香ばしさ。
おいしいジンではあるけど、コスパがいいとは思わない…



BLACKWOODS LIMITED
ブラックウッズ リミテッド
60度という度数もあって、さすがにピリリとアルコールの刺激を感じるが、ハードリカーに慣れている人は、思いのほか大丈夫だと思う。
口に含んでいるときはやはりアルコールの刺激が強くて、味はよくわからない気がするが、流し込んだ後の口の中が面白い。
ピリピリとする中でジュニパーの甘みやハーブの草っぽさやフローラルな風味、複雑に入り組んでゆっくりと消えていく。ここらへんはやはり高度数の酒でしか再現出来ない感覚だろうか。
ややミントの香りもあって、爽やか。




JENSEN BERMONDSEY
ジャンセン ベルモンジィ
すごい地味めなデザインに納得。質実剛健なジン。
ジュニパーをベースに、ボタニカルのスパイシーさや、僅かな苦み
けっして目立つタイプではないけれど、ひと手間ひと手間時間をかけたんだろうなぁと思ってします。
まるで職人芸だね。アメリカ様がこんなジン作れるなんて驚き。




HEW AMERICAN
ヒュー
グラスに鼻を近づけただけで、というか瓶を開けただけですぐにわかる。「特殊」感。口に流してもそのアロマのイメージのままの味。どこかで飲んだことある味、なんだろうか…カルピス?いや、違う、マミーやピルクルの味だ!まさにそのもの。
海外のサイトでは「レモン・メレンゲパイ」なんて書かれてたがそれも納得。
すごくクリーミーで、無色透明な液体を飲んでいるとは思えない。レモン、あるいはピーチのような酸味。レモンクリーム。
値段もそれなりにするのではあるが、マミーやピルクルのイメージが先行してしまっているばっかりにどうも子供っぽい味に思えてしまう。そのイメージをゼロにしてしまえば、個性的な味ながらも洗練されているといった印象。叩きたいけど叩くウィークポイントがみつからないジレンマ。
あ、そういえばジュニパーの味したかな…?まぁいいや。
瓶がすごくかわいい。




GUILT
ギルト

こちらもヒュー同様のクリーム感が強い一本。
レモン、ピーチの酸味と甘み。なめらかでオイリー。良い意味で口の中を纏わりつくような舌触り。
加糖していない蒸留酒で、どんな風にしたらこんな舌触りにすることができるんだろうか。
味の傾向は間違いなくヒューとおなじ方向ではあるが、こちらの方が重い印象で比較的アダルト。
喉に流し込んでも、まだ口に残っているような不思議な感覚。
キレや爽快感とは対照的なねっとり感。しかし美味いです。










後で書く↓


ブルーリボン


エギュベル


ビクトリアンバット ローズバンクカスク


コロンビアエイジド


ボタニスト


シタデル


フィラーズ 28


ヘンドリックス


ウィルキンソン 旧